旧優生保護法に基づき不妊手術を強制されたとして、宮城県内の女性2人が国に賠償を求めた訴訟の和解協議が24日、仙台高裁(倉沢守春裁判長)であり、原告のうち、一連の訴訟で最初に提訴した60代女性の和解が成立した。原告側弁護団によると、和解内容は13日に締結された合意書を踏まえ、国からの謝罪や1500万円の慰謝料を基本に、遅延損害金を含めた和解金を支払うことが盛り込まれた。今回和解が成立しなかった7