画廊と美術館での学芸員経験をもち、現在は美術エッセイストとして活躍中の小笠原洋子さん。高齢者向けの3DK団地でひとり暮らしをしています。小笠原さんの新刊『財布は軽く、暮らしはシンプル。74歳、心はいつもエレガンス』(扶桑社刊)より、ものをも持たずにすっきり暮らしている理由について一部抜粋で紹介します。私が「もの」を持たずに暮らす理由私の住まいは、東京郊外の団地群の一つで、高齢者向けの3DKの賃貸です。築40