国の文化審議会が19日開かれ、佐野市の伝統工芸品「天明鋳物」や生産するための用具を、重要有形民俗文化財として指定するよう、文部科学大臣に答申しました。 答申されたのは「佐野の天明鋳物生産用具及び製品」1556点です。「天明鋳物」は、平安時代の武将・藤原秀郷が河内国(現在の大阪府)から鋳物師を佐野に呼び寄せ、兵器類などを作らせたのが始まりと伝えられています。佐野市の伝統工芸品で、灯篭や梵鐘、鳥居をは