20日の中国本土マーケットは、主要指標の上海総合指数が前日比30.28ポイント(1.03%)安の2902.11ポイントと反落した。22年10月31日以来、約1年2カ月ぶりの安値水準に落ち込んでいる。中国経済の先行き不安が投資家心理を冷やす流れ。足元では、景気鈍化を示唆する中国指標が相次いでいるほか、不動産デベロッパーの債務問題もくすぶっている。また、消費活動の停滞も懸念される状況だ。政府関係者