1992年の猛虎伝〜阪神タイガース"史上最驚"の2位証言者:真弓明信(前編)1992年のプロ野球セ・リーグのレギュラーシーズンは4月4日に開幕し、阪神は10試合を戦って6勝4敗。4月の1カ月でも12勝9敗と勝ち越したが、その時点で首位は広島で13勝6敗。開幕ダッシュに成功したわけでもない。それでも、2年連続最下位に終わった前年の4月は5勝11敗。各マスコミが「快進撃のタイガース」と表現したくなる成績ではあった。