芸能界の “慣例” にくさびが打ち込まれる形となった。芸能事務所「ギザアーティスト」が、専属契約を結んでいた歌手・愛内里菜に対し、芸名を使用しないよう求めた訴訟で、東京地裁は12月8日、請求を棄却。事務所と愛内は、2010年末で契約が終了している。その上で、芸名に関して契約終了後も無期限に使用許諾の権限を事務所に認めている点について、「社会的相当性を欠き、公序良俗に反する」として無効になった。「愛内