全国に気動車急行を普及させたキハ58系は、エンジンが旧式で出力が低く、冷房化が難しいという問題も。そこで1969年、新型キハ65形気動車が登場します。この形式、後にかなりユニークなバリエーションも生まれました。特急形以上の500馬力エンジンを搭載国鉄の気動車開発は、エンジンに悩まされた歴史でした。国鉄は1960(昭和35)年より特急形気動車キハ80系を登場させ、翌年に同じエンジンの急行型気動車キハ58系を登場させた