※この記事は2019年06月06日にBLOGOSで公開されたものです 北京で大学生を中心に起きたデモ運動を、当局が武力で鎮圧した天安門事件から6月4日で30年となった。この事件について、中国を専門とするルポライターで、ノンフィクション書籍『八九六四』の著者・安田峰俊氏は、あの学生運動を肯定する側も否定する側も「紋切り型」の視点で語られることが多かったと指摘する。 同書で安田氏は、中国や日本国内はもちろん、タイ
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※この記事は2019年06月06日にBLOGOSで公開されたものです 北京で大学生を中心に起きたデモ運動を、当局が武力で鎮圧した天安門事件から6月4日で30年となった。この事件について、中国を専門とするルポライターで、ノンフィクション書籍『八九六四』の著者・安田峰俊氏は、あの学生運動を肯定する側も否定する側も「紋切り型」の視点で語られることが多かったと指摘する。 同書で安田氏は、中国や日本国内はもちろん、タイ