北朝鮮の北部、両江道(リャンガンド)では、大々的な非社会主義・反社会主義現象(風紀の乱れ)の取り締まりが行われ、些細なことで逮捕される人が続出している。この地域は中国との国境に接することから、密輸、脱北の幇助などの違法行為が地元経済に組み込まれており、そんな現状を根底から変えるため、コロナ対策を名目にして、取り締まりを行っているのだろう。取り締まりのターゲットとされている人の一つが、「イナゴ商人」