「教育は無償」を謳う北朝鮮。しかし、その現実は正反対だ。幼稚園の入園から大学の卒業に至るまで、教育の様々な段階でワイロを必要とする。名門大学に入るには、試験用紙を密かに購入、入試担当者にワイロを掴ませ、晴れて合格したとしても、教授から試験、論文審査などでワイロを要求される。そんなカネまみれの現状は、卒業後もつきまとう。軍のエリート養成機関である軍事大学や軍官学校(士官学校)は秋に卒業式を迎えるが、