北朝鮮の北部山間地、両江道(リャンガンド)の名産品と言えばジャガイモだ。例年なら、農場は収穫されたジャガイモで溢れかえるところだが、今年は様子が異なる。7月の大雨による浸水とその後の日照り、コロナ鎖国による肥料不足で作況が芳しくないというのだ。この地域の学校教師は、大量のジャガイモの配給を受けているが、今年は争奪戦が起きているという。現地のデイリーNK内部情報筋によると、両江道教育部は教師に対して、