現在、北朝鮮の庶民を苦しめている食糧難は、新型コロナウイルスの国内流入を極度に恐れるがあまり国境を封鎖し、貿易を停止させた国家による人災の側面が大きい。春窮期(端境期)を迎え、前年に収穫した食糧が底をついた「絶糧世帯」が急増していると伝えられている。そんな中、恵みの雨というべき情報が飛び込んできた。米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)は、ジャガイモの収穫が始まり、食糧価格が下落に転じたと報じた