米大統領選挙は大接戦の末、民主党のジョー・バイデン候補が11月7日(日本時間8日)、勝利宣言を行い、当選を確実にした。ドナルド・トランプ大統領は開票の中止や票の無効を訴えているが、不正の具体的な根拠はなく、バイデン勝利は動かないだろう。一方、国際社会の中で、自国の運命を決める選挙のように緊張して見つめていたのは、韓国と北朝鮮だろう。米大統領選挙の帰趨が、朝鮮半島情勢に直接的な影響を与えるからだ。