2019年の秋は、台風15号や19号、相次ぐ大雨などにより、全国各地で水害や土砂災害などが発生した。近年、自然災害の発生件数が増加傾向にあるなかで、自然災害による企業活動への影響は、自社のみならず、取引先などに広がることも懸念されている。そこで、帝国データバンクは、自然災害に対する経営上のリスクへの対応状況について調査を実施した。『対応を進めている』企業は3割に満たず、6割以上の企業で『対応を進めていない