昔、先輩記者から聞いた印象的な話がある。打撃の天才・落合博満氏に関するエピソードだ。4打数3安打と活躍した試合後、報道陣からヒットを打った打席の質問には歩きながら素っ気ない言葉を繰り返していた同氏が、凡退した打席の質問を受けると足を止めて熱弁を振るったという。重要視するのは「打てた」ことよりも「打てなかった」こと。さすが打撃の「求道者」だと思った。勝手ながら記者が落合氏のイメージを重ねる現役選手