「ぶっ壊す」と声高に叫ばれているNHKもなかなか捨てたものではない。シベリア抑留者の遺骨取り違え問題について、NHKが矢継ぎ早に流す報道を見てそう思った。厚生労働省の派遣団が5年前に日本人のものとしてシベリアから持ち帰った16人分の遺骨。実は日本人のものがほとんど含まれていなかったという専門家の鑑定報告を1年半前に受けていたにもかかわらず、厚労省はその事実を伏せていたという。当初は16人分の遺骨に関する報道だ