名古屋大学の伊丹健一郎教授らは、次世代の半導体材料となりうるグラフェンナノリボン(GNR)の精密な合成に成功した。GNRの長さや幅、構造をすべて制御できる「リビングAPEX重合法」を開発した。重合の開始剤と反応の基質であるモノマーの混合比率を変えるだけで170ナノメートル(ナノは10億分の1)まで長さを制御できる。こうした精密制御によるGNRの合成は世界初という。