オリンパスは5月11日、2018年3月期(17年4月〜18年3月)の決算を発表した。売上高は7865億円で前期比6.2%増、営業利益は810億円で13.8%増、純利益は570億円で33.4%増。売上構成比の約8割を占める医療事業が好調で全体の数字を押し上げ、増収増益を達成した。しかし、その裏で広告塔ともいえるデジタルカメラ(デジカメ)を含む映像事業は売上高が608億円の前期比4.0%減、営業損益は12億円のマイナスと苦戦した。カメラ事業