先月発覚し、物議をかもした、電通・新人女性社員の過労自殺。自殺した女性のtwitterには、日に日に追い込まれていく心境が綴られており、彼女の過酷な勤務状況の一端が明らかになった。このような悲劇を繰り返さないために、日本企業にはどのような対応が求められるのか。今回は、『入社1年目からの仕事の流儀』(大和書房刊)の著者であり、人事のプロフェッショナルとして多くの企業の人事改革に携わった経験を持つ柴田励司さん