「幸せになりたい」これは誰もが思うことだが、順調に行くことばかりではないだろう。むしろ苦しさの方が多いかもしれない。では、人生を幸せに生きるためにどうすればいいのだろうか。そのヒントを仏教の教えの中から探ってみよう。◇『日常の中で悟りをひらく10の徳目』(南泉和尚著、ディスカヴァー・トゥエンティワン刊)では、曹洞宗慈眼寺の住職である南泉和尚が、経典に登場する言葉を自分なりに解釈した10か条を紹介