雑誌の特集や本などで「瞑想」をテーマにするものをよく見かける。それだけ世間に瞑想が広がりつつあるということなのだろうが、瞑想にも種類がある。自分が目指すものとは違う目的地へ導く瞑想をしてしまうと、望んでいた生活とは違うものになってしまうこともあるのだ。『悟らなくたって、いいじゃないか』(プラユキ・ナラテボー、魚川祐司著、幻冬舎刊)は、「悟り」を目指しているわけでは普通の人が、瞑想をより知りたいと思