「Apple Watchは2015年4月出荷」とAppleのティム・クックCEOが発言していますが、18Kの金が使われた高価なApple Watchの導入に向けて「Apple Storeには宝石販売のノウハウが取り入れられつつある」と、9to5Macが報じています。また、注目を集めるApple Watchの、サードパーティ製のアプリの動作を予想するスクリーンショットや、GIFアニメーションも登場しています。

Apple Stores to act more like jewelry stores for upcoming gold Apple Watch | 9to5Mac

http://9to5mac.com/2015/01/31/apple-stores-to-be-outfitted-with-safes-to-house-gold-apple-watches/

Apple Watchは3種類のモデルが用意されており、「Apple Watch Sport」は、シルバーまたはスペースグレイの酸化皮膜処理された軽量アルミニウムケースで、ディスプレイには強化Ion‑Xガラスが使われ、5色のフルオロエラストマー製バンドを選べます。「Apple Watch」は、鏡面仕上げかスペースブラックのステンレススチールケースで、ディスプレイにはサファイアガラスが使われており、バンドを3種類のレザーバンド・リンクブレスレット・ミラネーゼループ・高性能のフルオロエラストマー製から選択可能。「Apple Watch Edition」には、標準的な金よりも最大2倍の強度を持たせた18K仕立てのケースで作られており、ディスプレイにはサファイアガラスが使用されています。



18KモデルのApple Watch Editionの価格は数千ドルにおよぶとも言われていますが、9to5Macによると、Appleは高価格のApple Watch導入にあたってApple Storeに専用の金庫を配送するなど、宝石店並みにセキュリティを強化しているとのこと。充電しながら展示できる専用金庫によって、普段Apple Storeで展示されているデモ機と同じように、Apple Watchの3種類のモデルや、各種バンドなどを試着できるようになるそうです。

さらにAppleは、Apple Watch Editionに使われている純金の分量を計測するはかりを設置すると言われています。これが事実であれば、Apple Watch Editionには相当な分量の金が使われることを示しており、宝石並みの予想価格はあながち間違っていないのかもしれません。

なお、4週間ごとにデザイナーがプロジェクトを投稿する「Letter Society」には、Apple Watchの各種サードパーティ製アプリの動作画面を予想するスクリーンショットや、GIFアニメーションが集められています。

Letter Society

http://www.lettersociety.com/tagged/Project-20

◆音楽アプリ「Conductr



Apple Watchの画面に、「メトロノーム」「チューナー」「クロマティック・チューナー」が表示されています。



◆決済アプリ「Mint Bills



アプリの起動画面や、決済情報の表示



決済履歴の表示や、表示された金額をタッチすることで決済しているところ。



◆フィットネス・アクティビティ追跡アプリ「Garmin Connect



ランニングやサイクリングのルートを地図上に表示して、目的地までナビゲーションしています。



◆タクシー配車アプリ「Uber



画面を長押しするとタクシーの車種が表示され、選択しているところ。現在地までの配車オーダーまで全てApple Watchだけで済ませることを想定しているようです。各社が進出を続けているタクシー配車アプリが、Apple Watchで使えるとかなり便利かも。



◆友達検索アプリ「Swarm



基本画面からアプリの立ち上げ、近くにいる友人や、友人の最新情報などを確認しているところ。



◆音楽検索アプリ「Shazam



インターフェースは以下のように予想されています。基本的にはiPhoneアプリと同じですが、知らない曲が流れた時に即座に対応できそうです。どれも実際のスクリーンショットというわけではないのですが、「Apple Watchの動作はこんな感じ」ということはつかめる内容になっています。