アントニオ猪木氏 (C) livedoor

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今月30日&31日、元プロレスラーで参議院議員のアントニオ猪木氏が北朝鮮におけるプロレスイベント「インターナショナル・プロレスリング・フェステバル in 平壌」を仕掛ける。

1995年4月にも北朝鮮でプロレスイベントを開催している猪木氏。あれから約20年、今回訪朝する目的とはなんなのか――。TBS「Nスタ」(25日放送分)では「興行直前 単独インタビュー アントニオ猪木議員語る訪朝の狙い」と題し、同氏に行ったインタビューの模様を伝えた。

「今、北朝鮮として世界に向けたメッセージをイベントを通じて発したいという思いがあるのかなと思います。これがもし挫折、頓挫するカタチになったとき、本当に(北朝鮮との)パイプが切れちゃいますよと。その窓、ドアを開けておくっていうのが私の役割」。

番組のカメラに趣旨を切り出した猪木氏。先月の訪朝時には朝鮮労働党・姜ソク柱書記とも面会しており、現在、同国が行っているとされる拉致被害者らの再調査については「名簿は整理されているようですよ、どんどんね。当該機関がやってますと姜ソク柱さんは(話した)」という。

それでも「(姜ソク柱は)ちょっと(話を)逸らしたかなという感じはしましたけど」と苦笑いを浮かべた猪木氏だったが、改めて「名簿は実際には揃っているんじゃないでしょうかね」との見解も。北朝鮮に太いパイプを持つ猪木氏による今回のプロレスイベントはどのような善報をもたらすのか注目される。