アイスクリームは少し柔らかくなってからスプーンですくうとスムーズに食べられるのですが、冷凍庫から出したばかりのアイスはカチカチで、「今すぐ食べたい!」と思いつつも「待て」を強いられることもしばしば。アイスクリーム好きのための製品を作っているブランド「15.0%」のスプーンは、熱伝導率の高さを利用して、手の体温がスプーンに伝わることで固いアイスクリームも溶かしつつスムーズにすくえるという商品です。ハーゲンダッツ限定版も販売されているというスプーンを実際に使ってみました。

15.0%

http://www.15percent.jp/

スクープ「mocha」とスタンダードタイプのスプーン「vanilla」が編集部に到着。



パッケージはこんな感じ。15.0%の製品にはそれぞれ番号がついており、mochaは5番、vanillaは1番なので、それぞれ箱の右上に番号が振られています。



箱の中にはカップに刺さったスクープ&スプーンと、説明書が入っていました。



カップから取り出してみたスクープ&スプーンはこんな感じ。



スプーンはiPhoneよりやや小さめ、スクープはiPhoneの1.5倍ほどの大きさとなっていました。



スプーンは真ん中に緩やかなくびれがあり、手に持つとティースプーンよりも少し小さめ。なめらかなフォルムを描いているので、手にしっかりとフィットします。



スクープはかなり大きいので、ガッシリと持って使います。



ということで、ハーゲンダッツについてくるプラスチックスプーンと15.0%を使い比べてみた様子は以下から。

カチカチのアイスを溶かすスプーン「15.0%」 - YouTube

アイスはカチカチになるまで冷やしており、FLIRで確認したところ温度はマイナス13度まで下がっていました。



ということで、実験スタート。



両方のスプーンをアイスの表面に突き立ててみたところ、プラスチックスプーンはほとんど表面に刺さらないのに対し、15.0%はスプーンに接している部分からジワジワ溶けてきました。



プラスチックスプーンは少しアイスがすくえたところで、スプーンがポンと出てしまいました。



一方、15.0%は味わうのに十分な量のアイスクリームがすくえました。



アイスの表面を見てみると、15.0%のすくった後はしっかり溶けていることが分かります。



続いて、市販のティースプーンとの比較。

「15.0%」のスプーンとティースプーンでアイスを食べ比べてみた - YouTube

2つのスプーンをアイスに入れていきます。



ぐりぐりっとスプーンを動かして……



アイスをすくってみると、こんな感じ。これもすくえる量に大きな差がでました。



表面を見てみると、市販のティースプーンですくった後も少し溶けていますが、15.0%はさらに溶けています。



続いて、大きめサイズのスクープを使ってみます。



これもマイナス14度まで冷やしてカチカチの状態です。



アイスを溶かす「15.0%」のスクープを使ってみた - YouTube

大きめのカップに入ったアイスを用意して……



スプーンを入れていきます。



ジワジワと表面が溶けていくのがわかります。



ぐりっとスクープを回すと……



スプーンの跡はこんな感じになっていました。



なお、15.0%のスプーンは税込3240円、スクープは税込5400円となっています。

No.01 vanilla - Product | 15.0%

http://shop.lemnos.jp/html/page3.html



No.05 mocha - Product | 15.0%

http://shop.lemnos.jp/html/page7.html