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理化学研究所 発生・再生科学総合研究センター(理研CDB)の研究室主宰者22名は3月14日、連名で英科学雑誌「Nature」に掲載されたSTAP細胞に関する論文に関連して生じているさまざまな問題に対する声明を発表した。

今回の声明を出したのは以下の22名の研究室主宰者(声明文記載順)。

・戎家美紀・永樂元次・榎本秀樹・藤原裕展・古田泰秀・花嶋かりな・平谷伊智朗・今井猛・猪股秀彦・北島智也・清成寛・清末優子・倉永英里奈・Raj Ladher・森本充・森下喜弘・西村隆史・Guojun Sheng・柴田達夫・高橋政代・上田泰己・Yu-Chiun Wang

なお、声明の原文は以下のとおり。

今回Nature誌に掲載されたSTAP論文に関連して生じている様々な問題に対し、下記に名を連ねる者は、同じ理研CDBの研究室主宰者として大変深刻に受け止め、憂慮しております。わたしたちは同じ研究者として科学の公正性を回復、担保するためのあらゆる努力を払う所存です。また、理化学研究所における研究活動が社会の信頼無くしては成り立たないことを十分に自覚しております。我々は、社会及び研究者コミュニティーに対して最大限誠実な行動を取ることをお約束すると共に、高い規範の下に研究活動に励み、その成果を社会に還元すべく不断の努力を続けることをここに表明いたします。