あけましておめでとうございます。年末年始は普段顔を合わせない親戚と会う機会も多いもの。近況報告をしたりテレビを一緒に見たりして楽しい一方で、親戚づきあいならではの煩わしさもありますよね。20〜30代の女性たちが年末年始に思わず「面倒くさっ!」と感じてしまった親戚づきあいのエピソードを聞いてみました。

家族が増えれば面倒くささ×2 既婚者たちの憂鬱

■大晦日→元旦はどこで過ごす?
「年末年始は夫の実家と私の実家の両方に泊まりがけで帰りますが、大晦日から元旦にかけてをどちらの実家で過ごすかが問題。どちらの実家も『好きに決めていいよ』と言ってくれるけれど、内心は……。双方の兄弟姉妹と連絡を取って、様子を探り合うのが面倒といえば面倒」(30歳)

年末年始の中でも大晦日から元旦にかけてはやはり特別。昔は有無を言わせず嫁ぎ先に行くものだったのかもしれませんが、最近では慣習が薄れてきただけに迷うところなのかも。とはいえ、次のような意見も。

■スケジュールがなかなか見えない
「お正月は旦那の実家のスケジュールが優先。なのはいいけれど、そのスケジュールがなかなか出ないので直前まで予定が立てられないのがちょっとツラい」(29歳)

親世代とスケジュールを決めるタイミングのズレに戸惑うことも。さらに、自分の実家との距離感で悩むというのは次のような意見。

■実家でいい娘プレイ
「結婚前は自分の両親とそれほど連絡を取らなかったし、年末年始だからといって実家に帰ることもなかった。結婚後やりとりをせざるを得ないシチュエーションが増えたのが煩わしいです。結婚前はさくっとスルーできたことが、夫の立場を考えるとできなくなったり。今年の正月は『母親の味を覚えるいい娘プレイ』をしに実家に帰ります」(28歳)

結婚前はドライな付き合い方でOKでも、結婚してから改めて「家族」を意識することは良くも悪くも多いのでしょう。

■お年賀、贈る? 贈らない?
「私の実家は親子でもお年賀やお歳暮はちゃんとするという家なので、結婚して初めての年に夫の実家に贈ろうとしたら『うちはそういうのしないから! 兄夫婦もしてないのにうちだけしたら兄の面子がない』と止められました。贈らなくていいのは楽だけれど、実家の両親だけに贈るのもちょっと変な気がして、毎年悩んでいます」(32歳)

家庭ごとでの微妙なルールの違いが明らかになるのが年末年始。さて、年末年始の親戚づきあいで悩むのは既婚者ばかりではありません。独身には独身の煩わしさがあるもの。

気を遣うより遣われる 独身者の孤独

■IT化の弊害?
「『結婚はいつ?』というプレッシャーにはもう慣れた。面倒くさいのは、IT企業に勤めていることで親戚からいろいろ言われること。パソコンの相談はまだしも、『ネットで調べた情報が間違ってたのよ』っていう愚痴を私に言われても困ります!」(29歳)

親戚からしてみたら「とりあえず共通の話題っぽいものをふってみた」ぐらいの気持ちなのかもしれませんが、確かに言われても困ります。

■休みなのに気を抜けない
「お正月ぐらいすっぴん、部屋着で楽に過ごしたいけれど、親戚が来るのでそうもいかない。数年前、適当な格好で応対したら『なんか老けたねー! 男にフられたの?』とろくでもない指摘をされてから気を抜けなくなりました」(33歳)

親戚とは、ときとして親よりはっきりモノを言う人たち。それにしても、既婚者が老化を指摘されるのとは比較にならないほどの重みがあります。

■子どもは正直
「大人は気を遣って何も言わないが、8歳の姪っ子はストレート。『太った?』『彼氏できた?』と聞いてくるし、さらに同年代のいとこには『○○ちゃん(いとこ)みたいな髪型にしたい!』『○○ちゃんのネイル超かわいい』と懐いている。正直しんどい」(28歳)

ピュアな子どもならではの発言。大人なら笑って許したいところですが、心の中では傷つきますね。

とはいえ、「面倒くさいけれど、面倒くささも含めて家族の絆を感じられる年末年始はやっぱり楽しい」(30歳)という意見が多かったのも事実。三が日も終わりましたが、仕事始めまでゆっくりとお正月を堪能しましょう。

(鎌田和歌/プレスラボ)

画像:Original Update byume-y

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