誰を推す?

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“可愛い熟女”って、いらっしゃいますよね。ふとした仕種に、ドキッとしちゃうような。「この人、若い頃はモテただろうなぁ」と、色々と妄想までさせられる始末で。

そんな女性が結集し、新ユニットを結成! 新潟県の50〜70代農家女性7人による、その名も「ライスガールズ」が昨年度より始動しているようです。
彼女らは、新潟県とJA全農にいがたの広報事業の一環として発足した“新潟県公式農家ユニット”。首都圏在住の20〜30代の女性へ、コシヒカリの美味しさをチャーミングに伝えるのが目的のようです。だからこそ、ユニフォームは「割烹着」と「手ぬぐい」。

さて、ユニットは結成した。では、せっかくだから歌を発表したいよね。……ってなわけで、ライスガールズのテーマソングが出来上がったようです。曲名は『米色の片想い』。じゃあ、PVをどうぞ!



……どうですか? 田んぼで踊ってみせたり、トラクターで勇ましく駆け抜けてみせたり、釜を持って見栄を切ってみせたり。時には、可愛らしく笑顔を見せてくれたり。
「ガタガタぬかすな 新潟なめんな we are 王者ライスガールズ!」
「お姫様にもなりてぇけども 恋よりお米だ 米色の片想い」
コシヒカリにもなりてぇけども 私は人間 米色の片想い」
といった歌詞からは、彼女たちの意気込みも伺える。しかも、合間にラップなんか挟んじゃったりして!

もちろん、ただアイドルなだけじゃない。彼女たちがお勧めするコシヒカリの「最高に美味しい」食べ方をアレンジしたメニューが、和食飲食店「えん」(首都圏各店舗)にて10月8日〜11月4日の期間限定で提供されるようです。
「えん」新橋店にて提供される『日本人なら新潟コシヒカリのおむすびセット』(480円)は、ド直球の塩むすびがいい感じ。米粒一つ一つが主役に感じられるほどの高クオリティで、お漬物と一緒にいただくとプレミア感を増幅させます。物凄く、ぜいたく!
銀座店メニューの『日本人なら新潟コシヒカリ昼御膳』(1,050円)は、おかずが色とりどり。「八海山サーモン塩焼き」を主軸に、小品(山椒じゃこ、炙り明太子、吟醸酒粕ベーコン等)をたくさんのバリエーションで楽しめるのが嬉しい。そしてそれらを全て受け入れてみせるコシヒカリの貫禄も流石だ。
成田空港店の『おかえり! 日本人実感 帰国めし』(1,000円)は、炊きたての新米を鯛と合わせ、最後にだしをかけていただく、いわゆる“だし茶漬け”。鯛の丁度良いしょっぱさが、いかにも「日本」を感じさせてくれます。豆腐や薬味、季節の漬物をトッピングさせると喜びも倍増。海外から帰国して、すぐに食べられるってのが最高じゃないですか!
そして、これが極めつけ。汐留店と丸の内店にて提供される『新潟づくしの究極土鍋ごはんコース』(6,800円)は、完全に本気モードです。控えめな味付けの前菜あり、濃厚な煮物あり、「帆立入り 大口蓮根饅頭」なんて手の込んだ一品まであり、その全てがキラキラしてる! これら全てを、南魚沼産のコシヒカリで堪能することができます。
「地元の方が食べているであろう食卓を、再現できたらと考えました。来店したお客様に“新潟”を感じていただこうと思っております」(「えん」汐留店・竹澤友紀店長)

これらメニューをPRするのが、ライスガールズの役目となる。ネットでは、早くも「可愛すぎ」「推そっかな」という声も上がっており、幸先は上々のようです。
(寺西ジャジューカ)