本田途中交代のCSKA、モスクワダービーで敗れて4試合勝利なし

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 ロシア・プレミアリーグ第12節が5日に行われ、日本代表MF本田圭佑の所属するCSKAモスクワとディナモ・モスクワが対戦。本田は先発出場した。

 リーグ戦3試合勝利のないCSKAモスクワは、ホームでの“モスクワダービー”に臨むと、6分に本田がゴール前からミドルシュートを放ったが、GKの正面を突いた。序盤からボールを支配される展開ながら、12分にも本田が右サイドからカットインしてシュートを放ち、前半アディショナルタイムにも本田がミドルシュートでゴールを狙ったが、いずれも得点とはならなかった。

 CSKAモスクワは、スコアレスのまま後半を迎えると、57分に先制点を許してしまう。ゴール正面からクリスティアン・ノボアにミドルシュートを叩き込まれ、ホームでビハインドを負ってしまった。

 追いかける展開となると、61分に本田がドリブルで一気にゴール前まで持ち込みシュートを放ったが、GKに阻まれた。同点を狙い65分には、本田に代えてヴィチーニョを投入して打開を図った。

 CSKAモスクワは、1点差のまま終盤を迎え、押し込みながらも同点ゴールを奪えずにいると、逆に88分にアレクサンドゥル・ココリンにゴールを許してしまい、点差を広げられてしまった。結局、CSKAモスクワは攻撃陣も不発で、0−2と完封負けを喫した。リーグ戦では2連敗で、4試合勝利なしとなっている。