「全く構わないよ(笑)。僕には僕のスタイルがある。ちょっとずつケージで戦うことにも慣れてきたけど、今は基礎を固める時期だから。もっと完成度が上がって、ケージで戦うことが普通になれば、ショータイムJrっぽい動きも出すことができるかもしれないよ(笑)」

──6月21日にAXS TVで中継されているRFAでフライ級王者に輝きました。キャリア8連勝、ここから皆が期待しているのはいつUFCに上がるんだということになると思います。

「もちろん、僕の目標はUFCのような大きなイベントで戦うことだよ。でも、急いではいない。ちゃんと時間を掛けて、その目標を達成したいと思っている。もっとテクニックを磨き、成熟しスマートが戦いができるようになってからUFCに上がっても遅くはない。UFCのことは大好きだし、戦ってみたい。でも、今は自分のやるべきことがあると思っている」

──UFCに上がるためでなく結果を残すために、何が必要だと考えていますか。

「レスリングだね。テイクダウンを奪った選手が勝つという状況がUFCにはあるから。でも、打撃だってもっと成長させないといけない。もともとテコンドーをやっていたから、キックもパンチも大好きなんだ。打撃だって、つねに一つ上のレベルに成長したいと思っている。ただ、UFCで戦うにはそれよりもグラウンドワーク、そしてレスリングを伸ばす必要がある」

──組み技は練習しただけ、成果が見込めるような気がします。ただ、打撃に関しては才能が左右する。その点で兄アンソニーと同じように、セルジオには天から打撃の才能を授かっています。

「ずっと打撃が好きだったからね。なんだろう、打撃を使うっていうことは僕にとっては、ごくごく自然なことで、体を動かせば、打撃になっていたということを考えれば、他の人と比較しても、ストライキングに関してアドバンテージを持っているんだと思う」

――ディラード・ペッグを下し、RFAフライ級王座を獲得したときのライトクロスは、完璧なタイミングでした。あれは狙っていた一発なのですか。

「KOしたかったからね。そして、ディラードが大きな右フックを振っていたんで、カウンターを狙っていたんだ。頭を振ってドンピシャのタイミングでKOできた。打撃でエキサイティングなファイトはしたいし、ファンにも喜んでもらいたい。ただ、去年の11月のRFAで戦ったジミー・ジョーンズ戦のような試合はしたくない。彼は背も高く、凄く強いファイターだけど、ダウンを喫するようなパンチは受けないように戦っていきたい。