Lenovo、日本市場にスマホ投入に向けてNTTドコモに交渉申し入れ――日経新聞が報道

Lenovoの日本参入はあるのか!?

Lenovo(レノボ)が日本市場にスマートフォンを投入するため、NTTドコモに販売に向けた交渉を申し入れた模様であることを日本経済新聞が2013年9月13日(金)付けで報じています。写真は、独ベルリンで開催されていたエレクトロニクス関連イベント「IFA 2013」で発表された最新モデル「Vibe X」。

同社CEOの楊元慶氏へのインタビューで明らかになったとし、日本市場へのスマホ投入については「できるだけ早く参入したい」と述べたとし、近く取り扱い条件などの交渉が始まる見通しだということです。

レノボは、IBMのパソコン事業を買収し、その後、NECとも提携、現在、2013年第2四半期(4〜6月)のパソコン出荷台数で、HP(Hewlett-Packard)を抜いて世界シェア1位となっています。

さらに、スマートフォンやタブレット市場でも存在感を示しており、中国やロシア、インドネシアを中心に販売し、米調査会社IDCによると2013年第2四半期のスマートフォンおよびタブレットの合計出荷台数で7%と世界3位となっているとのこと。

ただし、1位のSamsung(24%)、2位のApple(14%)と差があり、今後は、中東などの残る新興国市場にも事業を拡大し、低価格機や中級機を中心に販売を強化し、さらに、高級機から低価格機まで年間50種類の新製品を投入し、まずは成長市場でのシェア確保をめざす考えだとしています。

恐らく日本市場に参入するとなると、ハイエンドモデルになると思いますが、価格面でどれだけ他社と差別化できるか、また、現在では、Android搭載機種では、海外メーカーも国内独自仕様のワンセグやおサイフケータイ(Felica)などにも対応しており、それらへの対応なども含めてまだまだこれから参入するとなると敷居はあるように思いますが、Lenovoのハイエンドモデルもなかなか魅力的なので頑張って欲しいところです。

記事執筆:memn0ck


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レノボ、スマホ年50機種投入 日本でも販売交渉  :日本経済新聞