スパークリング系のドリンクは日本だとワイン以外あまり受け入れられていないのが現状ですが、そんな中、サントリーが6月4日から「ボス ブラックスパークリング」を発売します。飲む前からキワモノ感が漂っていますが、百聞は一見にしかずということで一度飲んでみました。

「ボス ブラックスパークリング」新発売 2013.4.30 ニュースリリース サントリー
http://www.suntory.co.jp/news/2013/11765.html

パッケージはやはりサントリーから出ているボスのパッケージ。


「ブラックスパークリング無糖ブラック」と「コーヒー入り炭酸飲料」と違和感のあるプリントがされています。


原材料に砂糖は入っていません。


カロリーはゼロkcal。「エスプレッソの深いコクと、炭酸の刺激が心地よい、無糖のブラックコーヒーです」との説明。


炭酸の少し酸っぱい匂いとコーヒーの匂いが混じり、まったくおいしいようには感じられません。本当に飲んでも大丈夫なのでしょうか。


グラスに注いでみます。


見た目の炭酸具合はかなり強め、意を決して飲んでみることに。


やはり炭酸の酸っぱさとコーヒーの苦味、匂いが絶妙にマッチ……しません。いやに匂いがきついので予感はしていましたが、香料で味をごまかしており、エスプレッソの味自体もひどいもの。どういうシチュエーションで飲むのかが全くわかりません。ヨーロッパなどではスパークリングウォーターが一定の支持を得ていますが、スパークリングウォーターですらあまり一般的で無い日本でスパークリング系のコーヒーが普及するのは当分先になりそうです。というか、こういう謎のスパークリング系飲料によってドンドン先延ばしにされているような感じすらします。


なお、価格は税込で1本147円、期間限定なので、思い出作りにチャレンジしたい勇者は消えて無くならないうちに今すぐ行くべきです。