あとこれは戦略的な話になるけど、やっぱ他のサービスに依存したサービスって、本当に商売になるとなったら、本家のサービスが乗り出してくると思うのだよね。twitterのデータを使っているなら、twitter自身が同じサービスを始めたら絶対に勝てないわけで。

Microsoftとかが散々やった戦略。とりあえずサードパーティのソフトメーカーを野放しにさせておいて、彼らが市場を開拓した頃、Microsoft本体が乗り出して果実をいただくという(笑)。

   *   *   *

他のサービスの統計データに依存しているサービスはこの点が弱点。一方はてブは独立してるよね。

ということで研究対象としては非常に良いと思うのだけど、商売としてはどうなのかな?と思ってしまう。市場が伸びなければ終わりだし、逆に市場がすごく拡大すれば大手が乗り出してきてかっさらってしまう。

Gunosy自体がユーザーを獲得し、他のサービスに依存しせずにGunosy内部だけでデータの優先順位を決定するサービスでないと、長期的には生き残れないと思うのだよね。つまりそれははてブの個人向けカスタマイズであって、Gunosy側から近づくのはちょっと険しいかな、と。逆にはてブは個人向けの配信をすればいいと思うのだけどね。

   *   *   *

と、ちょっと厳し目の意見でした。まあ気持ちとしては頑張って欲しいけど、客観的には俺としてはGunosyの将来についてさほど楽観的になれない。改良できる部分はすでに改良しているだろうから、今の時点で無理なら、この先もアルゴリズムの改良だけで突如として大幅な性能アップが起きることは望めないのではなかろうか。

質が良くなる予知があるとすればユーザー数が増えることでフィードバックがかかること。アルゴリズムの改良よりもユーザーの獲得が重要な気がする。ユーザーこそが財産。そうでないと結局は大手に美味しいところをかっさらわれて終わり。

それにしても先日の朝まで生テレビ!での堀江貴文のGunosy押しは、どうだったんだろうねぇ。なんか番組内で「CM」だと指摘されてたような(Gunosyの件だけではなかったけど)。あの朝まで生テレビ!はほとんど堀江貴文のステマと化していたような(特に冒頭部分)。

それまで地道に地域と密着した経営をやって地元の人達から暖かく見守られていたラーメン店が、テレビで紹介されてどっと事情を知らない客が押し寄せ、批判を浴びてしまうのと同じような気がする。とにかく宣伝すればいいというものでもない。