……かといって私なんもしてないんだよなー」とボヤくと、白石が「してるしてる! 自転車とか!」とフォロー。

「最初のシーンで弦ちゃんと”友達の印”をした時にこれでフォーゼの一員になれたんだなと思いました」と撮影を振り返った。

そして、アクマイザー/ザタンの声優を演じ、主題歌「FOREST OF ROCKS」を担当したデーモン閣下は「女の子は女の子らしく、男の子は男の子らしくかっこいいアクションをふんだんに入れる。

ストーリーも深い。

最終的には感動を呼ぶ。

これが全体の見どころではある。

実は我輩が試写会で一番食いついたのは、ものすごい戦闘シーンでバイクにナンバーがついている。

あれは外せないのか」と疑問を呈す。

白石がすかさず「公道を走らなきゃならないので、所沢ナンバーが付いてます」と冷静に答えると、デーモン閣下は「となると、『仮面ライダー』も車検に通しているのだな」と返し、大爆笑を誘っていた。

見どころついては「ライダーたちとザタンが戦い、一番最後にザタンが発する台詞は昔からのヒーローものファンにとっては泣ける台詞になっている」と解説し、主題歌については「悪い歌ばかり歌い続けてきた我輩が、どうやってヒーローものの最後をさわやかに締めくくるかが難しいテーマだった。

改めてCDでも買って聴いてくれ」とアピールした。

本作は、9月からテレビ朝日系で放送中の『仮面ライダーウィザード』の劇場版で、歴代の仮面ライダーたちが敵と戦う”MOVIE大戦”の第4作目。

ウィザードと前回放送されたフォーゼの面々が共演するほか、原作者・石ノ森章太郎が生み出したキャラクター、美少女仮面・ポワトリン、イナズマン、アクマイザーが登場することでも公開前から大きな話題となっていた。

物語はかつて人類に悪魔と呼ばれ、地底に追いやられた3人の悪魔・アクマイザーによる地上征服計画を阻止するため、ウィザードやフォーゼ、メテオ、オーズら8人の歴代ライダーが力を合わせ、怪人軍団に立ち向かうライダーの勇姿が描かれる。

ラストには、会場一体となった「帰ってキターッ!」が響きわたり、大盛況の舞台あいさつは幕となった。

『仮面ライダー×仮面ライダー ウィザード&フォーゼ MOVIE 大戦アルティメイタム』は全国の劇場で現在公開中。