コウォン


MP3やCDなどの音楽が、アナログ盤に比べて「うすっぺらい」と言われた原因は、音声データ圧縮時に失われた周波数域だった。こうしたデータをカットしていない、大きなデータのまま取り扱えるパワフルなミュージックプレーヤーが増えてきた。
2012年5月11日に、メモリ容量に応じて2万5800円〜2万9800円という価格帯で発売される、コウォンジャパン『Z2 plenue』も当然のごとく、無損失の可逆圧縮ファイル(FLAC)ファイルに対応している。さらに、独自のBBE+という音響効果は、データ圧縮で失われた高調波を元の音から作り出し、位相補正を行ってから原音に加えるという驚異の技術。これにより、音のあたたかみ、やわらかさ、ディーテール、ニュアンス等がよみがえる。今まで買い集めたMP3やCDのハイグレード音源を探し直さなくても、このプレーヤーで補整してよりよい音で楽しめるのがうれしい。

しかもWi−Fi経由でユーチューブの動画などが楽しめる、3.7インチの大型有機ELディスプレイは、なんとフルハイビジョン対応。コミック・テキストビューアやメッセンジャーアプリ「カカオトーク」、おなじみのツイッターなども搭載しており、ちょっとしたスマホのような多機能ぶり。ホットスポットの多い場所で生活するユーザーなら、普通の携帯電話とこのプレーヤーがあれば、通信費を抑えたハイテクライフを謳歌できそうだ。


コウォンジャパン『Z2 plenue』製品情報



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(MIYUKI KOMATSU)