親しき仲にも礼儀あり!友人による写真や情報の無断投稿に9割が不快感【話題】
新生活が始まった4月、近況報告を兼ねたfacebookへのコメントや写真の投稿がぐっと増えたのではないだろうか。しかし、その投稿ちょっと待って! なんと、9割以上のユーザーが、友人・知人による勝手な情報公開を不快と感じているというのだ。
トレンドマイクロ株式会社が、SNSと携帯電話のプライバシーに関するWebアンケート調査の結果を公表した。調査の対象は18歳以上の国内インターネットユーザーで、有効回答者数は618人。調査期間は3月28日から29日。
特に、写真のタグ付け機能には注意が必要だ。投稿した写真に写っている友人に名前を登録し「タグ付け」すると、いちいち「○○の写真をアップしました」と連絡しなくても自動的にニュースフィードで告知される。便利な機能ではあるが、思わぬ情報拡散につながることもある。自分の知らない間に拡散されるのを防ぐためには、facebookのプライバシー設定が有効だ。「プライバシー設定」の「タイムラインとタグ付け」で、自分がタグ付けされた写真や動画の公開範囲を設定できる。
情報の発信とプライバシーの自己防衛に留意するのは、今やSNSの常識。楽しく利用するためにも、一度、自分の使い方を振り返ってみよう。
SNSと携帯電話の利用におけるプライバシー意識調査
(鈴木陽子)