電力問題を解決するためにいろいろなプロジェクトや構想が生まれている。その中のひとつが大手ゼネコンの清水建設が提唱する「ルナリング」構想だ。
簡単に説明すると、月の外周に沿うように大きなソーラーパネルを並べ発電するというもの。月の赤道上にはどの部分かに必ず太陽の光が当たっているためここで発電し、地球に届けるというのだ。

実現すれば地球上で年間に必要とされている8.8テラワットの電力を発電することができるという。1テラワットは10億キロワットで、地球上でどれだけの電力が使われているか改めて驚かされる数字だ。

実現へ向けての問題はやはりコスト。月に機材を運ぶだけで1キロあたり1億円かかるということで、実現へむけて必要な総額は計り知れない。

魅力的で夢のあるプランだが、現状では非現実的かもしれない。


人を幸せにする技術:清水建設 月にメガソーラー構想

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