これまでUNICEFのロゴを付け、収益の一部を寄付してきたバルサ。しかし、ついにユニフォームにスポンサーが付くことになった。バルサ副会長のハビエル・ファウス氏は、新たなスポンサーとなった“Qatar Foundation”カタール財団との契約内容を記者会見で発表した。

 「UNICEFと共にユニフォームにロゴが付くことになるカタール財団は、商業目的の一企業ではなく、国の財団として教育、スポーツなどを通しカタールをプロモーションするNGOグループ。2022年にはカタールでW杯も開催される」として企業がバルサを支援する形ではないと説明した。

 契約期間は5年で、2011年7月から2016年7月までで年間3000万ユーロ。さらに1500万ユーロが2011年1月から6月までの半年間でバルサに支払われる。1月からバルサのユニフォームにロゴが入ることになった。4億2000万ユーロから4億3000万ユーロの借金があるというバルサ。資金調達は必須だった。

 バルサのユニフォームに初めて入るスポンサーのロゴ。意外にもバルササポーターはそこまでの抵抗を見せていない。ヨーロッパのビッククラブが資金難に苦しむ状況下で当然の流れという見解が多いが、もちろん「ユニフォームが汚れる」という意見も無いわけではない。

 ロゴマークについては、マーケティング部を含め検討中だそうだが、ついに新たな資金源がバルサに加わった。サンドロ・ロセイ会長の元ビジネスマンとしての手腕も感じられる改革。バルサが新たな道を歩み始めている。

(スペイン通信)