インタビュー:EMI MARIA「伝えるべきことは、伝えていきたい」
――自分の認識として、自分はどんなタイプの女性、人間だと思いますか?
EMI MARIA:すごく小さい時から歌を歌っていて、歌うのも好きだけど、やっぱりアーティストとして作る方がすごく好きなんですよね。だから、どちらかというと、そんなに女の子らしい感じではなくて、パソコンとか機材を集めて作ったりするのがすごく楽しいというタイプですね。――周囲の人から、実際のご本人とは違うイメージを抱かれるようなことはありますか?
EMI MARIA:どういうイメージを持たれているのか、あまりちゃんと聞いたことがないんですけど、そういう「作ったりする方が好き」ということを言うと、すごく驚かれるというか。「見た目は小さくて可愛らしいのに、オッサンだね」みたいな(笑)。――そういう自分の人格が形成されたと感じるのは、いくつぐらいの時ですか?
EMI MARIA:小さい時から褒められることがすごく好きで、褒められるために自分で何でも全部作ったり、普通だったら他の人がしないようなことをすることがありましたね。――音楽を始める前に、何かのめり込んでいたことはありますか?
EMI MARIA:習字を習わずに賞を取る(笑)。小さい頃から歌もそうですけど、真似するのがすごく上手かったんですよね。見た目も日本人じゃないし、意外なことをやらかしてやろう!みたいな。賞を取っても、コンクールに行くのがちょっと面倒だから行かないという(笑)。あと絵を描くことも大好きで、今でもよく描いたりします。中学校の夏休みに書く作文も、絵にして提出していましたね。――基本的に、小さな頃から物を作ることが好きだったんですね。
EMI MARIA:そうですね。小学校でやる砂絵で、すごく特殊な蜘蛛の絵を描いたり、「変わってる」って言われていました。勉強はすごく嫌いだったんですけど(笑)、好きなことに対してはすごくのめり込める感じですね。――物心ついたのが早そうな感じがしますね。
EMI MARIA:それはあるかもしれないですね(笑)。――アルバム7曲目の「Get on My Bus〜でもIt’s Alright〜」の歌詞は、インディーズでの活動を経て、昨年10月にメジャーデビューされたEMI MARIAさんの決意表明にも感じられましたが、この曲の歌詞を書かれた理由は?
EMI MARIA:インディーズの時はクラブとかでずっと歌っていて、今でもそうですけどコアな感じが好きだったので、メジャーで出している「J-R&B」と言われるものにすごく偏見があって。その時の気持ちも分かるけど、メジャーになって、いい意味ですごく見えてきた部分もあって。昔の自分が考えていたことでも「間違っていたな」と思うこともすごくあるし。好き嫌いはあるけど、誰かをdisるわけではなくて、自分の気持ちを。ちょうど両方感じる時期だったから、ワンバースではメジャーの違うと思う部分を書いて、ツーバースではクラブ時代の時のイケてなかった所を言って、サビで「でも、カッコ良かったら、どっちでもいいよ!」みたいな感じ。