厚生労働省と文部科学省の調査によると、12月1日時点での2010年3月大学卒業予定者の就職内定率は73.1%で、1996年の調査開始以来、過去最低となったことが分かった。前年同期を7.4ポイント下回り、下げ幅も過去最大となった。

 男女別にみると、男子は73.0%(前年同期比7.4ポイント減)、女子は73.2%(同7.3ポイント減)。

 短期大学の就職内定率(女子学生のみ)は47.4%(同9.5ポイント減)、高等専門学校(男子学生のみ)は96.9%(同1.1ポイント増)、専修学校(専門課程)は56.7%(同6.4ポイント減)となっている。

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