(C)2009 映画「20世紀少年」製作委員会

 3部作シリーズの完結編として公開された「20世紀少年-最終章-ぼくらの旗」。公開後2週連続で首位を獲得し、興行収入は早くも20億円突破と大ヒットを記録している。少しずつ明らかになる“ともだち”の謎、世界が終わりに近づいていくクライマックスで、重要な役割を担う遠藤カンナを熱演したのは女優・平愛梨(たいらあいり)だ。第2章「最後の希望」より登場した平は、原作コミックから抜け出してきたようなヴィジュアルで世間の話題をさらった。「とにかく原作のカンナの気持ちを大事にしたかった」と話す平が、ケンヂ役の唐沢寿明から受けたアドバイスとは?

――最終章でも引き続きカンナを演じて、より自分のキャラクターにできたという実感はありますか?

平愛梨:(以下、平)自分のキャラクターというより、とにかく原作の中のカンナの気持ちを大事に表現しようと心掛けました。

――第2章で平さん演じるカンナを観た時に、本当に漫画から飛び出てきたような力強く凛々しい姿に感動しました。人気漫画のキャラクターを演じるプレッシャーというものをどのように跳ね除けたのでしょうか?

:跳ね除けてません(笑)。これは普段からカンナになっていないと乗り切れないと思い、ケンヂおじちゃんの歌を毎日聞き、実際に自分の部屋もカンナ風にギター柄のベッドシーツにしたりと普段から工夫してました。

――堤監督の演出で、驚いたり感心したエピソードを教えてください。

:監督はベースを作りモニター越しにお客さんの目線となってお芝居全体を見て下さる方です。最終章に関してはクールに演じなきゃならないところをつい感情を出しすぎてしまって、その都度「感情おさえて。氷だよ、氷」と教えて下さったり、撮影したた映像をすぐ編集し、帰宅前に見せて下さるので次のシーンに繋げる気持ちを高めることが出来ました。

――共演者の方々とどのようなコミュニケーションをとりましたか?

:皆さんがこの作品大好きでお互いに姿、形を確認しあってました。私のカンナヘアーはよくチェックが入ってましたね。「はねすぎだよ〜」って。唐沢さんからは「泣かなきゃならない時、は目薬なんか使わないで絶対泣かなくちゃならない。そうしないと見る人に伝わんない。だから絶対泣けよ」と教えて頂いて。だから、劇中で泣くシーンは全て本気泣きです!

――完成した作品を通しで観て、感じたことを教えてください。

:正直、カンナが終わってしまった…。と言う淋しい思いになりました。そして憎いはずの“ともだち”に対する気持ちが変わりました。「なんて孤独な人なんだろう」と可哀相でした。とっても奥深い作品だな、と思います。

――とてもハードな撮影だったと思います。日頃、疲れた体をリフレッシュする為にしていること、健康の為に心がけていることはありますか?

:1日の終わりを半身浴でリセットしてました。スパイスのような入浴剤いれて汗を出しつつ台本読んだり歌ったり時に踊ったり(笑)。

――カンナ以外に、お気に入りのキャラクターを教えてください。

:ケンヂおじちゃん。正義の味方だから。

――最後にこれから映画を観る方にメッセージをお願いします。

:後半10分が話題になってますが、最終章はトータルで面白くもあり、悲しくもあり激動的な作品になってます。ともだちの正体も解き明かされていきますがそれ以上に得られるものがあります。それはぜひ劇場でラスト10分も含め見て頂きたいです。よろしくお願いします。

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