11日のチーム練習で二日酔いによる調整不足が明らかになり、ジョセ・モウリーニョ監督から練習参加を認められず帰宅を命じられたインテルのブラジル代表FWアドリアーノ(26)が、1週間早くクリスマス休暇に入ることが14日、明らかとなった。早ければ同日夜にもブラジルに向けて出発すると見られている。他クラブ同様、来年2日のチーム合流が義務付けられているが、アドリアーノが再びイタリアの地を踏むかどうかに注目が集まっている。

現時点で確かな情報は、負傷離脱者の中でアドリアーノだけがバカンスの繰上げ突入を許可されたということだけだ。これはクラブ側がアドリアーノの退団を容認する証なのか?アドリアーノは、親友そして一部同僚に対して「将来的にインテルでプレーする可能性は低い」と語ったとも伝えられている。

アドリアーノはブラジル帰国後に代理人を務めるリナウディ氏と今後について話し合う予定となっている。欧州でのプレーを希望しているようだが、アドリアーノを取り巻く状況は複雑となっており、厳しい冬を迎えることになりそうだ。