13日夜(現地時間)、昨年末のクラブW杯のために延期になっていたリボルノ戦に挑むミラン。10日のシエナ戦では、インザーギとロナウドの“合計65歳FWコンビ”が先発したが、後半18分にチームを救ったのは、1月に18歳になったばかりのFWパロスキだった。

 アンチェロッティ監督は来週のCLアーセナル戦を鑑みてインザーギを温存、リボルノ戦の先発にパロスキをジラルディーノと組ませる。この2トップの平均年齢「21歳10か月」はミラン史上最年少。これ以前の記録となると、40年前のFWプラーティとゴリンのコンビ(平均年齢21歳11か月)まで遡らなくてはならない。さらにこの「ジラ&パロスキ」コンビは、カリアリの「マトリ&アクアフレスカ」コンビ(平均年齢21歳11か月)を抜いて、今季セリエA20チーム中最年少コンビとなる。

 昨季までユースの一つ下のカテゴリーでプレーしていたパロスキだが、シエナ戦での“セリエAデビュー最速18秒ゴール”で、一躍時の人になった。CL出場圏である4位のフィオレンティーナとの勝ち点差はわずかに2。“年寄りチーム”と揶揄されることも多いミランだが、超フレッシュな2トップで4位獲りに挑む。

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