先週、同じくユーロ2008本大会に出場するフランス代表とテストマッチを戦い、カプデビラのゴールにより1−0で勝利したスペイン代表だが、その後、アラゴネス監督がユーロ本大会を最後に辞任を申し出たことで、スペイン国内では後任者を巡る議論が白熱化している。

 アラゴネス監督は以前にも辞任を表明した翌日に発言を翻したこともあり、まだ事態は流動的だが、スペインでは同監督に否定的なファンも多く、大きな話題となっているようだ。

 後任候補には、以前スペイン代表を指揮したこともあるカマーチョ、そしてレアル・マドリーを率いたデル・ボスケのふたりの名が取り沙汰されている。

 スペインサッカー協会のビジャール会長は、「現時点での有力候補は存在しない」とあくまでも現代表チームをサポートしているが、ユーロ本大会前には後任を誰にするか決定するのでは?という見方が有力のようだ。