エジプトの2連覇で幕を閉じたアフリカ・ネーションズ杯ガーナ大会。アフリカ・サッカー連盟が10日、今大会のベストイレブンを発表したが、サミュエル・エトー(カメルーン)は選ばれず、ディディエ・ドログバ(コートジボワール)も“控え”の7人に辛うじて入るにとどまった。

 エトーは、今大会最多の5ゴールをあげ、通算16得点として史上最多記録を塗り替えたにもかかわらず選外。欧州のトップクラブで活躍する2人のスター選手を押しのけて選ばれたFWは、エジプトのザキとアンゴラのマヌーチョだった。2人ともエトーに次ぐ4ゴールをあげている。フランスのレキップ紙は、エトーもドログバも今大会では輝きを欠いたと指摘しており、この選考を「理にかなっている」と評した。

 その他は、GKにエル・ハダリ(エジプト)、DFにジェレミ・ヌジタップ(カメルーン)、ゴマー(エジプト)、エッシェン(ガーナ)、ムンタリ(ガーナ)、MFにヤヤ・トゥーレ(コートジボワール)、アレクサンドル・ソング(カメルーン)、ホスニ(エジプト)、アブー・トレイカ(エジプト)。優勝チームのエジプトからは5人が選ばれている。

・[選手名鑑]マイケル・エッシェン - 選手を評価しよう!
・[選手名鑑]サミュエル・エトー - 選手を評価しよう!
・[選手名鑑]ディディエ・ドログバ - 選手を評価しよう!