かつては相手サポーターから“デブ”と呼ばれていたスパーズのU-21イングランド代表MFのトム・ハドルストーン。よほどサッカー選手とは思えない体格に、ファンデ・ラモス監督も当初は驚いたという。しかしその後はファンデ独自の減量メニューを黙々とこなし、今では90分走れるだけのスタミナを身につけ、スパーズの中盤で大活躍をみせている。

「ラモス監督になって練習も厳しくなった。それに今では砂糖が入った食べ物は禁止されてるし、ジュースじゃなくて水を飲まなければならない。でも以前よりコンディションも良く、おかげで90分走れるようになった。チキンにはどうしてもケチャップをかけたくなるけど、何とか我慢しているよ」と語るハドルストーン。今ではCBもこなせるスケールの大きなMFとして各方面から注目を浴びている。このままケチャップを我慢することができれば、A代表入りも近いかもしれない。