大黒将志が所属するトリノだが、大改革が行われそうな気配が漂っている。今シーズン、トリノはサンプドリアからノベリーノ監督を招聘したものの、思ったほどファンの期待に応えることができていない。現在、最下位と7勝点差の14位。決して“安全圏”とは言えず、フロントもその戦いをやきもきして見守っていたが、カイロ会長は来シーズンのことも含め、改革に乗り出すことにした模様だ。

 その第1弾として名前が挙がっているのがアントネッリGMだ。会長は、現場強化の長を代えるという大ナタを振るうことで、なんとかチームを上昇機運に乗せたいと考えている。後任には現パレルモのフォスキGM、ボローニャのサンバトーリGMの名が取り沙汰されている。

 アントネッリGMが現ポストから外れた場合、多くの選手がチームを去ることにもなりそう。大黒の去就にも関係するのは間違いない。今後のトリノの改革人事に注目が集まる。