28日のチャンピオンズリーグ(CL)ベジクタシュ戦で前半25分に交代したマルセイユのサミル・ナスリが29日、精密検査を受けた。レキップ紙によると、診断の結果は左足首の軽い捻挫で全治1週間から10日。

 リーグ・アン第16節のリール戦(12月1日)は欠場が決まり、次のモナコ戦(8日)の出場も難しい。CL決勝トーナメント進出がかかる11日のリバプール戦もギリギリ間に合うかというタイミングで、大一番に司令塔が不在あるいは万全の調子で臨めないのは、マルセイユにとって大きな痛手となる。

 ナスリは開幕前にも同じ左足首に全治5週間のケガを負い、それがマルセイユの不振を招く一因となった。今回は、すでに練習中にチームメイトのロドリゲスからタックルを受けて足首の状態が悪いまま、テーピングでカバーし無理を押して試合に出場していた。