EURO2008出場権を逃し、スティーブ・マクラーレン監督が解任されたイングランド代表。FAは新監督探しに忙しいが、困ったことに適した人材がいない。FAとしてはできれば英国人に任せたいが、十分な結果を残し国際経験がある監督が見つからないのである。すでにオニール(アストンビラ)、アラーダイス(ニューカッスル)からは冷たい返事が。また、若く評価の高いモジェス(エバートン)も「私はスコットランド人。イングランド代表監督は受け入れてもらえないだろう」と語っている。となると外国人監督だが、2年前はスコラーリ(現ポルトガル代表監督)に断られており、今回もモウリーニョ(無職)、ヒディンク(ロシア代表)らから次々とNOの返事が。現在の最有力候補はイタリア人のカペッロとドイツ人のクリンスマンとなっている。今、サッカーの母国が監督難にあえいでいる。