20日に行われる今季初のオールドファーム。最大のポイントは両チームのコンディションだ。この試合のキックオフは国際Aマッチデーの直後の土曜日の12時30分。つまり木曜日の早朝にグルジアから帰国したスコットランド代表選手などは試合までにたった1度しか練習できない。ファーガソン(レンジャース)やマクマナス(セルティック)らは代表戦でも2試合にフル出場しており疲労困憊だ。セルティックはヘッセリンク、ブラウン、ハートリーらの主力の欠場が濃厚で、レンジャースもダルシュビユ、ビーズリーらが微妙。満身創痍の状態にセルティックのストラカン監督は「オールドファームはこんな強行日程の中でやるべき試合じゃない。ファンはトップコンディションの選手を見たいはずだ」と怒り心頭。負傷者の数やホームアドバンテージなどから、現地ではレンジャース有利と報じられるこの決戦、どちらに軍配が上がるか。