バルセロナとレアル・マドリードの新戦力はどちらが活躍している? 「ロドリはビルドアップで大きな役割を担う」「コナテやククレジャは継続的に出場」
レアル・マドリードとバルセロナは今夏、ともに6人の新戦力を獲得した。レアル・マドリードはDF3人、FW2人、MF1人を補強。一方のバルセロナはFW3人、DF1人、MF1人、GK1人を加えている。
ラ・リーガ7節とチャンピオンズリーグ1試合を終えた段階では、バルセロナの新戦力のほうがより機能していると『MUNDODEPORTIVO』は分析している。ハンジ・フリックによるチームマネジメントも要因とされ、バルセロナはここまで全勝。新加入選手の得点とアシスト数でも、レアル・マドリードの2ゴール・2アシストに対して、バルセロナは6ゴール・9アシストを記録している。
マンチェスター・シティとの契約満了で加入したMFベルナルド・シルバは、6試合で3度の先発、282分間のプレイ。ゴールはないものの1アシストを記録している。当初は先発の座を確保していたが、徐々に出場機会を減らしている。
DFデンゼル・ダンフリースは7試合に出場し、6試合で先発。約505分間プレイしているものの、ゴールとアシストはいずれも記録していない。
レアル・マドリードで重要な役割を担っているのは、リヴァプールからフリーで加入したDFイブラヒマ・コナテとチェルシーから5500万ユーロで加入したDFマルク・ククレジャだ。コナテは630分間、ククレジャは約520分間プレイ。いずれもジョゼ・モウリーニョにとって重要な存在となっている。
最もインパクトを残しているのは、レバンテから2500万ユーロで加入したFWカルロス・エスピかもしれない。わずか5試合、36分間の出場ながら2ゴールを記録。出場時間は限られるものの、短い時間で結果を残している。
一方、バルセロナではチーム全体が好調なこともあり、新戦力も高いパフォーマンスを見せている。ここまで全試合に勝利し、36ゴールを記録。新加入選手も、すでに機能しているチームに加わったことがプラスに働いている。
FWカリム・アデイェミは攻撃面で早くから存在感を発揮。ラ・リーガ7試合で305分間プレイし、2ゴール・2アシストを記録している。主に途中出場で起用され、先発は3試合にとどまるものの、個人通算では3ゴール・2アシストとなっている。
DFジョアン・カンセロも重要な役割を担っている。左サイドバックとして7試合に出場し、296分間で1ゴール・2アシストを記録。相手の背中に当たったことで認められなかったゴールもあり、外からのシュートで2つのゴラッソを決めている。
ニューカッスルから加入したFWアンソニー・ゴードンは新加入選手の中でも特に生産性が高く、7試合で424分間プレイ。ゴールこそないものの、5アシストを記録している。アシスト数は、今季序盤の欧州主要リーグで最多クラスとなっている。
そして、今夏の目玉であるMFロドリは加入後、徐々にチームへの適応を進めており、ビルドアップでも大きな役割を担い始めている。7試合で439分間プレイし、ゴールとアシストはないものの、ピボーテとしての影響力は攻撃面の数字よりもボール保持や循環に表れている。
移籍市場終盤に、アトレティコ・マドリード所属のFWフリアン・アルバレスの代役となる低コストの補強として加入したガブリエウ・ジェズスは、ラ・リーガ3試合とチャンピオンズリーグ1試合の計4試合に出場。ハフィーニャが好調なため先発出場はないが、エスピと同様に限られた41分間のプレイで2ゴールを記録している。
ディナモ・ザグレブから加入したGKドミニク・リヴァコビッチは、現時点では控えに回っている。GKジョアン・ガルシアが正GKを務めているため、リヴァコビッチの出場はラ・リーガのセビージャ戦での90分間のみだ。
今季序盤の数字を見る限り、得点やアシスト、出場時間などでバルセロナの新戦力が存在感を示している一方、レアル・マドリードではコナテやククレジャらが継続的に起用され、エスピが短い時間で結果を残している。両クラブの新戦力が今後どのような役割を担っていくのか、これからも要注目だ。

